紅茶を彩る「香りの正体」について
クスミティーの象徴とも言える、華やかで独創的な香り。
その正体は茶葉と同じくらい重要な香料にあります。
アールグレイの爽やかなベルガモットから、フルーツティーのみずみずしい果実味まで、クスミティーは100%天然香料をもちいて、ティーカップの中に「香り」という魔法を閉じ込めています。
しかし、そもそも紅茶に使われている香料にはどのような種類があるのでしょうか?
先ずは、基本的な知識として、クスミティーがもちいている天然香料と、大量流通されている茶葉にもちいられている合成(人工)香料について、紐解いていきましょう。
「天然」と「合成」- その定義の違い
日本の食品衛生法では、香料は大きく2つのカテゴリーに分けられています。
※ヨーロッパでは「構造は天然と同じだが合成で作られたもの」を区別する習慣がありますが、日本のルールでは、これらはすべて「合成香料」として分類されます。
ティータイムを演出する、それぞれの個性
紅茶の世界では、求める味わいやコンセプトに合わせて、これら2つの香料が使い分けられています。
■ 天然香料(Natural Flavor)※クスミティーの茶葉にはすべて使われています
- 魅力: 複雑で深みがあり、素材本来の繊細なニュアンスを表現できます。
- 代表例: アールグレイに欠かせない「ベルガモット精油」や、優雅な「ローズ精油」など。
- 特性: 自然の恵みゆえに、収穫時期によって香りが変化したり、熱や光にデリケートという一面もあります。
■ 合成香料(Synthetic / Artificial Flavor)
- 魅力: 香りが非常に安定しており、特定のフルーティーな香りを力強く際立たせることができます。
- 代表例: ピーチやストロベリーなど、特定の果実感を強調したいフレーバー。
- 特性: 安価で安定供給が可能ですが、単一的で「化学的」な印象を受ける場合もあります。
安全性について - 大切なのは「信頼」
「天然だから安全、合成だから不安」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、結論から申し上げると、どちらも科学的に安全性が確認されています。
日本で許可されているすべての香料は、厚生労働省による厳格なリスク評価をクリアしたものだけ。通常のティータイムで楽しむ範囲において、健康に影響が出ることはありません。
であるにもかかわらず、クスミティーが天然香料にこだわる理由は何でしょうか?
それは、自然由来の純粋な香りに込められた自然へのコミットメントこそが、メゾンの存在意義であるからです。